刑務作業が職業訓練になる

 少年刑務所では、少年が更生して出所後に社会復帰できるよう、刑務作業を通じて職業能力を習得できるよう指導しています。
刑務作業に従事することにより、技能的な面だけでなく、責任感ある人格と、勤労精神を育成し、働くことのよろこびを体得させるという目的があります。
それぞれ刑務所ごとに、板金、木工、印刷、洋裁、情報処理など習得できる技能が指定されていて、ほかにも、ヘルパーの資格や、フォークリフトの訓練など、技能取得への充実をはかり、職業訓練の強化につとめています。
刑務所内には、受刑者が食事をしたり寝たりする部屋とはべつに、仕事に従事する作業所がもうけられています。
受刑者たちは、朝起床すると身支度をととのえた後、いっせいに作業所におもむきます。
そして夕方になって作業を終えると部屋にもどっていきます。
このような規則正しい生活を毎日送ることで、社会生活を円滑に送るための下地をつくることができます。
受刑者にはわずかながらですが、その刑務作業に従事した期間分の報酬があたえられます。
一般的な賃金形態に比べればかなり少ない額ですが、新しく生活を送るために役立てることができます。
報酬は出所後に受け取ることができます。

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