刑務作業の目的とは

未成年が刑事事件を起こして逮捕されると、家庭裁判所で裁判が行われます。この時、罪状が窃盗など比較的軽い場合は保護観察処分になるか、あるいは少年院に送られることになりますが、暴行事件を起こして加害者に重傷を負わせた、あるいは人を殺してしまったといった場合は、家庭裁判所ではなく地方裁判所で裁判を行うことになります。つまり、成人と同じ形で裁判を受けなくてはいけないのです。
裁判の結果、懲役刑が言い渡された場合は、少年刑務所という未成年及び、二十代の若い人だけが入る刑務所に入ることになります。
懲役刑で刑務所に入ると刑務作業を行わないといけません。たとえばどのようなものがあるかというと、家具を作る、あるいは封筒を作るといったものです。こういった作業は罰として行うというよりも、受刑者が出所した時に更正の役に立つようにという目的で課せられます。受刑者が未成年だと、刑務所に入っている時点で学歴を得ることが出来ず、出所しても就職するのが大変です。そのため、刑務所内で専門的な作業を行うことで、出所後に仕事を得やすいようにしているわけです。また、出所時に報酬を受け取れるので、それを就職時の支度金にすることが出来ます。

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